The Mound: Omen of Cthulhu PS5 完全ガイド|クトゥルフ神話の狂気を4人協力で生き延びろ!発売日最新レビュー・攻略・Madnessシステム徹底解説

ガレオン船の甲板に立つ。熱帯の湿った空気が肌にまとわりつき、遠くの密林から聞こえる奇妙な声が耳を掠める。あなたは17世紀の探検家だ。財宝を求めて未知の地に足を踏み入れた。しかし、このジャングルはただの未開の地ではない。H.P.ラヴクラフトが描いた「The Mound」の呪いが、現実を歪め始めている——。

2026年7月15日、ついにPlayStation 5、Xbox Series X|S、PCで一斉に発売された『The Mound: Omen of Cthulhu』。チリのACE Teamが手掛け、Naconがパブリッシュするこの4人協力型ホラーFPSは、単なるシューターではない。Extraction Shooterの緊張感と、ラヴクラフト的な「狂気」のシステムを融合させた、極めてユニークな作品だ。

本記事では、発売当日の最新情報を交えつつ、ストーリーの背景、Madnessシステムの詳細、PS5での最適化状況、実践的な攻略Tips、レビュー総括までをガメラー目線で徹底解説する。クトゥルフ神話ファンはもちろん、PhasmophobiaやLethal Company系の協力ホラーが好きな人、そして「信頼できない世界」を味わいたいすべてのプレイヤーに向けて、3000文字を大幅に超える濃密な内容をお届けする。

The Mound Omen of Cthulhu PS5 完全ガイド クトゥルフ神話の狂気を4人協力で生き延びろ!発売日最新レビュー・攻略・Madnessシステム徹底解説
The Mound Omen of Cthulhu PS5 完全ガイド クトゥルフ神話の狂気を4人協力で生き延びろ!発売日最新レビュー・攻略・Madnessシステム徹底解説

『The Mound: Omen of Cthulhu』とは何か?——基本情報と最新アップデート

開発はチリのインディースタジオACE Team。Zeno ClashシリーズやThe Eternal Cylinderで知られる、独特のビジュアルと奇抜なゲームデザインを得意とするチームだ。パブリッシャーはNacon。ジャンルは「Co-op Horror Extraction Shooter」で、最大4人のオンライン協力(クロスプレイ対応)、シングルプレイも可能。

舞台は1652年のチリ・バルバディアンの密林。プレイヤーはガレオン船「テンペスタッド」の乗組員となり、伝説の財宝が眠る「The Mound(塚)」を求めて遠征を繰り返す。しかし、この塚はラヴクラフトの中編小説『The Mound』で描かれた地下文明K’n-yanへの入り口。クトゥルフ、Yig、Shub-Niggurathを崇拝する堕落した超文明が、現実そのものを歪めている。

発売日最新情報(2026年7月15日時点)

  • PS5版、Xbox Series X|S版、PC(Steam/Epic)同時発売。
  • 価格:スタンダード約29.99ドル前後、Deluxe約39.99ドル。
  • Steam初期評価:Mixed(約60% Positive、レビュー数増加中)。
  • Metacritic:69(混合)。
  • 無料DLC「Lost Explorers’ Swords Pack」が7月29日まで無料配布中。
  • Day1パッチがすでに配信。パフォーマンス改善とバランス調整が進行中。
  • 日本語対応:UI・字幕完全対応(音声は英語)。

PS5版はDualSenseのハプティクスとアダプティブトリガーを活用。密林の湿気、銃声の反動、Madnessによる視覚歪みを体感できる作りになっている。クロスプレイは全プラットフォーム対応だが、セーブデータはプラットフォーム間で移行不可なので注意。

H.P.ラヴクラフト『The Mound』との深い結びつき——なぜこの物語が選ばれたのか

ゲームタイトルに「The Mound」とある通り、本作はラヴクラフトがZealia Bishopのためにゴーストライターとして書いた中編小説『The Mound』(1929-30年執筆、1940年発表)を直接のインスピレーション源としている。

原作では、オクラホマ州ビンガー近郊の塚を調査した民俗学者が、16世紀のスペイン人探検家パンフィロ・デ・ザマコナの手記を発見する。その手記には、地下に広がる高度なテレパシー文明K’n-yanの話が記されていた。彼らはクトゥルフやYigを崇拝し、快楽に溺れ、人間を奴隷化し、身体改造を娯楽とする堕落した存在だった。

ACE Teamは原作の舞台をオクラホマからチリの密林に移し、時代を1652年のコンキスタドール時代に設定した。これは原作の「スペイン人探検家」という要素を拡張したもので、Mapuche族の描写にも配慮を見せている(原作の人種的問題を現代的に再解釈)。プレイヤーは財宝に目が眩んだ探検家として、徐々に地下世界の真実に近づいていく。

この設定が秀逸なのは、「財宝を求める」という人間の欲望と、「クトゥルフ的な不可知の恐怖」が完璧に噛み合っている点だ。あなたはただの略奪者であり、同時に不可知なるものに触れてしまう犠牲者でもある。

コアゲームプレイ——ガレオン船から始まる遠征ループ

ゲームの基本ループは極めて明快で、かつ中毒性がある。

  1. ガレオン船での準備フェーズ
    船長と契約を結び、武器・装備・ランタンなどを分配。プレイヤー数に応じて装備枠が変わるのが面白い。4人なら役割分担が必須(ファイター、ランタン持ち、ルート担当など)。
  2. エリア選択と遠征開始
    すでに解放した砦を起点に、次のエリアへ。マップは手作業で作られた18の詳細エリアが相互接続された広大な世界。
  3. 密林探索・戦闘・ルート回収
    静かに移動し、銃声や物音で敵を引き寄せないようにする。武器はフリントロック式ピストルやマスケット銃が中心。雨天時は発射に影響が出るリアリティ。
  4. The Moundへの接近と脱出
    財宝を抱え、ガレオン船に戻る。失敗すれば装備の一部を失うExtraction要素。

敵の種類は豊富。Y’m-bhiと呼ばれるアンデッド、殺しても蘇るゴーストバット、プレイヤーを縛り上げるツタの怪物、巨大ムカデなど。特に「殺しても殺せない」現実歪曲系の敵がMadnessシステムと連動して恐怖を煽る。

死亡すると、プレイヤーは「腐敗した存在」としてリスポーンし、仲間を攻撃するAIになるという残酷な仕様もある。これが「信頼できない仲間」というテーマを強化している。

Madnessシステム——本作最大の武器であり、最大の恐怖

ここが『The Mound: Omen of Cthulhu』を他の協力ホラーと一線を画す核心だ。ラヴクラフトの「不可知なる恐怖」をゲームシステムとして実装した「Madness(狂気)システム」。

Madnessはプレイヤー個人ごとに進行する。同じ空間にいても、Aが見ている現実とBが見ている現実が異なる。

  • 地面が突然なくなり、トゲの穴に落ちる幻覚(他のプレイヤーには普通の地面)。
  • 仲間がY’m-bhiに見え、攻撃してしまう。
  • Faceless Oneが仲間の姿を借り、録音した笑い声を再生して欺く。
  • 視界が真っ赤に染まり、音が歪む。
  • 空間化されたボイスチャット自体が嘘をつく(実際にはいない方向から声がする)。

IGNのレビューでも「Eternal DarknessスタイルのInsanity Effectsを現代的に進化させた」と絶賛されている通り、このシステムは「コミュニケーションの破壊」を引き起こす。近接ボイスチャットを使いながら、「今の声、本物か?」「その場所、本当に安全か?」と疑い始める瞬間が、このゲームの真骨頂だ。

Madnessは徐々に蓄積し、遠征が深まるほどに強烈になる。ソロではAIコンパニオンがいるが、彼らもMadnessの影響を受けるため、完全に信頼できない。

PS5版特有の体験——DualSenseとパフォーマンス

PS5版は視覚・触覚のフィードバックが優秀。Madnessによる視覚歪み時にコントローラーが微細に震え、銃声の反動がアダプティブトリガーで重く感じられる。密林の音響もTempest 3D Audioに最適化されており、頭上を飛ぶ生き物の羽音や、地底から響く低音がリアルに聞こえる。

パフォーマンスは発売時点で一部ヒッチやフレームドロップが報告されているが、Day1パッチで改善が確認されている。PS5 Proでは4K/60fps安定寄りとの報告も出始めている。クロスセーブ不可なので、PS5で始めるなら本気で続ける覚悟を。

Deluxe Editionでは「Temple of Yig Exclusive Mission」や「Abyssal Gear Pack」が付属。Yig(蛇神)関連のミッションは原作ファンにはたまらない内容だ。

実践的攻略Tips——Madnessに負けないためのサバイバル術

以下に、発売直後から有効な実践Tipsをまとめる。

1. 装備分配の黄金則

  • 4人時:1人がランタン専門、1人がマスケット長距離、2人が近接+ピストル。
  • ルートバッグは最低1人に集中させ、死亡時の損失を最小化。
  • 雨の日はフリントロックが不発しやすいので、予備弾とナイフを多めに。

2. Madness対策

  • 「確認コール」を徹底。「今、地面ある?」「俺の声聞こえてる?」を定期的に。
  • 仲間の笑い声が聞こえたら、一度立ち止まる。Faceless Oneの可能性大。
  • 視界が赤くなったら、銃を構えない。誤射率激増。

3. 探索優先順位

  1. 砦を解放して起点を増やす(ログブック回収必須)。
  2. 中盤までは「静かに進む」を徹底。銃声は最後の手段。
  3. The Moundに近づくエリアは、必ず脱出ルートを確保してから入る。

4. ソロプレイの心構え

ソロは極めて厳しい。AIコンパニオンは有用だが、Madness時に裏切ることがある。最初は「Basic契約」から始め、メタ進行で装備を強化してから深部へ。

5. 無料DLC活用

Lost Explorers’ Swords Packは見た目だけでなく、近接ダメージが微増しているとの報告あり。7月29日までに必ず入手を。

レビュー総括——賛否両論の理由と、それでもプレイすべき理由

発売直後の評価は「Mixed」。IGNは7点で「賢いMadness効果と敵のバリエーションは素晴らしいが、難易度が容赦なすぎる」と指摘。他のメディアでも「友人と遊ぶなら最高、ソロは苦行」という意見が共通している。

メリット: – クトゥルフ神話を「システム」として昇華した稀有な作品。 – 手作業マップの美しさと恐怖のバランスが秀逸。 – クロスプレイ対応で友人と遊びやすい。 – メタ進行がしっかりしており、繰り返しがいがある。

デメリット: – 難易度の急上昇が初心者を弾く。 – ソロのAIがやや頼りない。 – 一部パフォーマンス問題(パッチで改善中)。 – ストーリーの「最後の真実」を知るには複数回クリアが必要。

それでも、このゲームは「今」プレイする価値がある。ラヴクラフト的な「人間の認識が通用しない世界」を、最新のゲーム技術で体感できる機会はそう多くない。特にPS5のDualSenseを使ったMadness体験は、他では味わえない。

類似作品との比較——どこが違うのか

Phasmophobia:幽霊調査に特化。本作はExtraction+探索がメイン。 Lethal Company:企業コメディー要素が強い。本作は純ホラー寄り。 Darktide:戦闘特化。本作はステルスとMadnessが主軸。 The Forest / Sons of the Forest:クラフト要素が強い。本作は装備準備型。

本作の立ち位置は「ラヴクラフト版Extraction Shooter」であり、ジャンルの隙間を埋める存在だ。

今後の展望とDLC予想

ACE Teamはアップデートに積極的。すでにパッチが入り、無料DLCも配信中。今後予想されるのは: – 新エリア「K’n-yan深部」 – 新Madness効果の追加 – シーズンパス的なメタ進行拡張 – マップuche文化をより深く取り入れたコンテンツ

Naconのサポート実績を考えると、少なくとも1年はしっかりサポートされるだろう。

結論——あなたはMadnessに耐えられるか?

『The Mound: Omen of Cthulhu』は、完成度で言えば「完璧」ではない。難易度調整の粗さや、発売直後の細かい問題はある。しかし、その「狂気のシステム」がもたらす体験は、2026年のホラーゲームの中でも突出している。

友人4人でボイスチャットを繋ぎ、密林を進みながら「今の音、聞こえたか?」「俺は今、地面を歩いているか?」と確認し合う時間。その瞬間、あなたは本当にラヴクラフトの世界にいる。

PS5でDualSenseを握りしめ、ガレオン船から密林へ降り立とう。財宝はそこにある。しかし、その代償は「あなたの現実」そのものかもしれない。

The Moundは待っている。あなたは入る覚悟があるか?

この記事が、あなたの遠征の一助となれば幸いだ。狂気の海で会おう。

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